「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」の続編にあたり、PHP組み込みの関数や、独自の関数を作る方法などを解説します。
Kindle本で、定価400円です。
メールフォームプラグインからのメールをGMailのSMTPサーバー経由で送信する際の注意点
拙作のメールフォームプラグインに対して、「自動返信メールの送信元アドレスの設定を変えても、設定が反映されない」という質問を受けました。
調査してみたところ、Movable Typeからのメール(メールフォームプラグインも含む)を、GMailのSMTPサーバーを経由して送信する設定になっていたことが原因でした。
GMailでは、外部のメールソフトからSMTPを通してメールを送信することもできます。
ただ、なりすましを防ぐために、送信元のメールアドレスがGMailに登録してあるアドレスでないときには、GMailに登録しているアドレスに書き換えられるようになっています。
質問してきた方は、自動返信メールの送信元アドレスを、最初はGMailに登録しているアドレスに設定していました。
その後で、GMailに登録していないアドレスに変更しました。
そのため、自動返信メールの送信元アドレスが、GMailに登録しているアドレスに書き換えられてしまい、結果として「自動返信メールの送信元を変えたのに、設定が反映されない」ように見える動作になりました。
この問題を解決するには、自動返信メールの送信元として使いたいメールアドレスを、GMailに設定します。
具体的な手順は、GMailのヘルプの「別のアドレスからメールを送信する」の、「Gmail ユーザーか Google Apps ユーザーであり、外部アドレスから送信します。」の箇所をご参照ください。