「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
イベントカレンダープラグイン(その9・テンプレート関連のその他の情報)
イベントカレンダープラグインで、ここまでで紹介していないテンプレートタグと、別ブログにあるイベントカレンダーを出力する場合の処理方法を解説します。
1.イベントの数をカウントするテンプレートタグ
イベントの数をカウントするテンプレートタグとして、以下の4つがあります。
| テンプレートタグ | 出力する値 |
|---|---|
| MTCurrentEventEntryCount | 現在開催中のイベントの数 |
| MTPastEventEntryCount | 終了したイベントの数 |
| MTFutureEventEntryCount | 開催予定のイベントの数 |
| MTCurrentOrFutureEventEntryCount | 開催中または開催予定のイベントの数 |
2.別ブログにあるイベントカレンダーを出力
ウェブサイトの配下にイベントカレンダー用のブログを作り、イベントの情報をウェブサイトのトップページ等に出力することもあります。
また、ウェブサイト配下の一般のブログの中で、別ブログにあるイベントカレンダーの情報を出力することもあります。
このような場合、イベントカレンダー関連のテンプレートタグを、MTBlogsタグのブロックで囲み、include_blogsモディファイアでブログのIDを指定します。
例えば、イベントカレンダーのブログのIDが2番だとします。
この場合、ウェブサイトや他のブログの中でイベントを出力するには、以下のようにテンプレートを組みます。
<mt:Blogs include_blogs="2"> イベントの情報を出力するテンプレートタグ等 </mt:Blogs>
