株価急落

今日(2014年1月30日)の日経平均株価の終値は、昨日より376.85円下落して、15,007.06円でした。
終値では15,000円台を保ったものの、安値では14,853.83円をつけ、15,000円台を割り込む場面もありました。

2013年8月以降の日経平均株価の動き

アルゼンチンを皮切りに新興国の通貨が急落したことで、先週末から今週にかけて、欧米の株式市場が下落しました。
また、株価の下落に伴って、安全資産と見られている円が買われて円高も進み、1ドル=102円台まで上昇しています。
これらのことから、日本の株式市場が急落しています。

昨年末に、日経平均株価がここ数年の最高値を付けました。
しかし、今年に入ってからは不安定な値動きになっています。
1980年代末のバブルの時も、1989年末が日経平均株価の最高値で、その後は下落する流れでした。
バブル崩壊を彷彿とさせる動きで、不安なところです。

また、中国の「影の銀行」のシステムで、デフォルトが起こりそうになりました。
最終的には回避されたものの、今後も同様の問題が浮上することが考えられます。
一度問題が起きれば、連鎖的に広がっていく恐れもあります。

しばらくは予断を許さない状態が続きそうです。

上手に稼ぐカラ売りテクニック (すばやく・手堅く・効率よく儲けるカラ売り5戦術)株価は上がるばかりではありません。今日のように大きく下がることもあります。
下落トレンドへの転換を見据えて、空売りについても知っておくべきです。
拙著「上手に稼ぐカラ売りテクニック」をお読みいただけると幸いです。