「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
SearchEntriesプラグイン不具合修正
SearchEntriesプラグインに対して、「フィールドの値が空文字列になっている記事を検索できない」という不具合のご指摘をいただきました。
この点を修正したバージョンを公開します。
1.プラグインのインストール
修正版のプラグインは以下からダウンロードします。
ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「plugins」というフォルダができます。
このフォルダを、Movable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします。
2.フィールドの値が空文字列になっている記事の検索
フィールドの値が空文字列になっている記事を検索するには、以下のようにテンプレートを書きます。
2-1.Movable Typeの標準のフィールドを対象にする場合
Movable Typeの標準のフィールドを対象に、その値が空文字列になっている記事を検索する場合は、以下のような書き方をします。
<mt:SearchConditions> <$mt:SearchConditionValues field="フィールド名" values=""$> その他の条件 </mt:SearchConditions>
例えば、タイトルが空文字列の記事を検索するには、以下のように書きます。
<mt:SearchConditions> <$mt:SearchConditionValues field="title" values=""$> その他の条件 </mt:SearchConditions>
また、フィールドの値が空文字列でない記事を検索したい場合は、上記のMTSearchConditionValuesタグをMTSearchConditionsNotValuesタグに置き換えます。
2-2.カスタムフィールドを対象にする場合
カスタムフィールドを対象に、その値が空文字列になっている記事を検索する場合は、以下のような書き方をします。
<mt:SearchConditions> <mt:SearchConditionCFSection field="カスタムフィールドのベースネーム"> <$mt:SearchConditionCFValues values=""$> </mt:SearchConditionCFSection> その他の条件 </mt:SearchConditions>
例えば、ベースネームが「entry_text」というカスタムフィールドがある場合に、その値が空文字列の記事を検索するには、以下のように書きます。
<mt:SearchConditions> <mt:SearchConditionCFSection field="entry_text"> <$mt:SearchConditionCFValues values=""$> </mt:SearchConditionCFSection> その他の条件 </mt:SearchConditions>
また、カスタムフィールドの値が空文字列でない記事を検索したい場合は、上記のMTSearchConditionCFValuesタグをMTSearchConditionsCFNotValuesタグに置き換えます。