日経平均株価が一時16,000円台をつける

今日(2013年12月24日)、日経平均株価が一時的に16,000円台をつけました。
2007年12月11日以来、16,000円台をつけたのはおよそ6年ぶりです。

アベノミクス相場で今年前半は株価が好調に推移し、5月22日には日経平均株価が16,000円目前まで上昇しました。
しかし、アメリカが金融引き締めに転じそうだという流れから株価が急落し、一時は12,000円台まで下落する場面もありました。

ところが、そこから徐々に回復し、11月中旬には日経平均株価が15,000円台を回復しました。
しばらくもみ合ったものの、12月に入ってからも堅調な流れを維持し、ついに16,000円台をつけました。

2013年の日経平均株価の動きを見ると、アメリカのニューヨークダウとの連動が高いです。
また、ニューヨークダウは偶数月に調整する傾向が見られました。
今月(12月)も前半はやや調整が入り、その後上昇に転じる形になっています。
この動きが継続すると仮定すれば、来年2月ぐらいまでは日経平均株価の上昇が続きそうです。

ただ、市場全体の過熱度を示す指標である「騰落レシオ」を見ると、11月14日から下落傾向になっています。
日経平均株価に採用されている銘柄は好調で、それ以外の銘柄はそれほどでもないという現象が起こっていると思われます。
しばらくの間は、株を買うなら日経平均株価に採用されている銘柄にするのが良さそうです。