DataAPIEntryScoreプラグイン(その2)

一昨日の続きで、DataAPIEntryScoreプラグインの使い方を解説します。
今日は、JavaScriptで処理する手順を解説します。

1.ライブラリの読み込み

Data API本体のJavaScriptライブラリを読み込んだ後に、以下のscript要素で追加のライブラリを読み込みます。

<script type="text/javascript" src="http://your-host/path-to-mt/mt-static/plugins/DataAPIEntryScore/js/extension.js"></script>

2.メソッドの追加

Data APIのオブジェクトを初期化した後、「FJDataAPIEntryScore.extendEndPoints(Data APIのオブジェクト)」のような文を実行して、メソッドを追加します。
例えば、Data APIのオブジェクトを変数apiに代入するなら、初期化の処理を以下のようにします。

api = new MT.DataAPI({
  baseUrl:  'http://your-host/path-to-mt/mt-data-api.cgi',
  clientId: 'example',
});
FJDataAPIEntryScore.extendEndPoints(api);

3.いいね!をつけたユーザーの情報を取得

いいね!をつけたユーザーの情報を取得するには、以下のようなコードを実行します。

api.getLikesFromEntry(siteId, entryId, function(response) {
  if (response.error) {
    // エラー処理
    return;
  }
  // 成功時の処理
});

response.itemsが、いいね!をつけたユーザーの情報を表す配列になります。
個々のユーザーはオブジェクトで、以下のようなプロパティがあります。

プロパティ	内容
name	ユーザー名
displayName	表示名

4.記事にいいね!をつける

記事にカテゴリを割り当てるには、以下のようなコードを実行します。

api.addLikeToEntry(siteId, entryId, function(response) {
  if (response.error) {
    // エラー処理
    return;
  }
  // 成功時の処理
});

responseは、いいね!をつけたユーザーの情報を表すオブジェクトになります。

5.記事からいいね!を削除

記事からいいね!を削除するには、以下のようなコードを実行します。

api.deleteLikeFromEntry(siteId, entryId, function(response) {
  if (response.error) {
    // エラー処理
    return;
  }
  // 成功時の処理
});

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