Google Maps API V2廃止によるGoogleMapsCustomFieldsプラグインへの影響と対処

去る11月18日に、Google Maps APIバージョン2が廃止されました。
その影響で、拙作のGoogleMapsCustomFieldsプラグインで地図を表示しようとすると、以下のようなエラーが発生する場合があります。

このアプリケーションでの Maps API の使用は停止されています。 入力したキーは有効な Google API キーでないか、このサイトでは Google Maps Javascript API v3 用のキーとして許可されていません。このアプリケーションの所有者である場合は、有効なキーの取得方法について次の URL をご確認ください。
https://developers.google.com/maps/documentation/javascript/tutorial#api_key

この対処についてまとめます。

1.エラーが発生する条件

以前のGoogleMapsCustomFieldsプラグインでは、MTGMapCFWebElementsタグで動的な地図を出力する際に、Google Web Elementsの機能を利用していました。
しかし、Google Web Elementsは内部的にGoogle Maps API V2を使用しています。
そのため、地図を表示しようとすると、エラーが発生します。

2.対処

まず、プラグインを最新版にアップグレードします。

GoogleMapsCustomField_1_28.zip

そして、テンプレート内にあるMTGMapCFWebElementsタグを、MTGMapCFEmbedタグに置換します。

なお、MTGMapCFWebElementsタグをお使いでなければ、従来のバージョンをそのままお使いいただいても問題ありません。