東京オリンピック開催決定で株価は?

2013年9月7日(日本時間では9月8日)に、2020年のオリンピックが東京で開催されることが決まりました。
経済効果が期待され、株価にも影響があると思われます。

5月下旬から6月中旬にかけて株価が急落して以降、日本の株式市場は一進一退の動きをしていました。
7月19日には一時15,000円近くまで回復したものの、その後はいったん下落し、また最近になってやや持ち直した感じでした。
東京オリンピックが決まったことで、目先的には持ち直しが続くことが期待できそうです。

また、昨年秋以降のニューヨークダウの動きを見ると、おおむね2か月周期で株価の動きに波ができています。
今は波の底から戻りそうな動きになっていて、この点からも日本の株式市場の持ち直しが期待できそうです。

ただ、長期的な影響は未知数です。
1964年の東京オリンピックの際には、東海道新幹線や首都高速などの大型のインフラ投資が行われたり、カラーテレビの普及が進んだりと、大きな効果がありました。
しかし、今回のオリンピックでは、そこまでの経済効果があるのかどうか疑問です。

今後の株価の動きに注目したいです。