市場に膠着感

このところ、株式市場に膠着感が出ています。

お盆明けの今週に入っても、値動きは小幅で、出来高も少ない状態です。
これといって大きな材料がなく、日経平均株価は上にも下にも動きづらい感じになっていました。

5月23日に日経平均株価が高値で15,942.60円を付けた後、大きく下落して6月13日には安値で12,415.85円まで下がりました。
その後は、この安値と高値の間で、高値は切り下がり、安値は切り上がる形で、三角保合いを形成しつつあります。
三角保合いが収束してくると、株価が上下どちらかに大きく動くことがよくあります。
今日(2013年8月20日)の日経平均株価の終値は13,396.38円で、下方向に寄りつつある感じです。
また、日経平均株価を週足で見ると、3週間前をピークに、13週移動平均線が下向きに変わっています。

過去3年とも、夏から秋にかけては調整局面になっています。
今年も今後しばらく調整に入るのかも知れません。

2013年3月以降の日経平均株価の動き