Windows 8.1プレビュー版が公開

Windows 8のマイナーバージョンアップとして、Windows 8.1の開発が進められています。
米国時間の2013年6月26日に、そのプレビュー版が公開されました。
日本語版も公開されています。

Windows 8.1プレビュー版

Windows 8.1の主な新機能

Windows 8.1の主な新機能は以下の通りです。

スタートボタン

デスクトップ画面に「スタートボタン」が追加されました。
ただし、Windows 7までのようなスタートメニューが表示されるのではなく、スタート画面へのショートカットになっているだけです。
Windows 8ではデスクトップの左下をポイントするとスタート画面へのショートカットが表示されますが、Windows 8.1のスタートボタンはその代わりになっています。

なお、スタートボタンを右クリックすると、Windows 8でデスクトップの左下でスタート画面へのショートカットを右クリックしたときと同様に、管理関係のメニューが表示されます。
このメニューに、シャットダウンが追加されています。
シャットダウンと再起動は、これまでより簡単になります。

Windows 8.1のスタートボタン

Internet Explorer 11

Internet Explorerがバージョンアップして11になります。
WebGLへの対応など、いくつかの新機能が追加されています。
ただ、Internet Explorer 11 Developer Guideのページを見る限りでは、HTML5/CSS3対応の点では、Internet Explorer 10とあまり変わらないようです。

Internet Explorer 11

スタート画面の改良

以下のような改良があります。

  • アプリ一覧の表示
    Windows 8では、インストールされているすべてのアプリケーションを表示するには、スタート画面を右クリックして、画面右下に表示される「すべてのアプリ」のアイコンをクリックするという手順になっていました。

    一方のWindows 8.1では、スタート画面の左下に「↓」のアイコンが表示され、それをクリックするとアプリ一覧の画面に移動することができます。
  • タイルサイズの変更
    タイルのサイズを4段階に変えることができます。
  • タイルのグループに名前を付ける
    Windows 8.1では、スタート画面のタイルのグループに名前を付けることができます。
    スタート画面を右クリックすると、画面右下に「カスタマイズ」のアイコンが表示され、それをクリックするとグループに名前を付ける状態になります。

インストール方法

本記事執筆時点では、Windows 8インストール済みのマシンに、Windowsストア経由でインストールする形になっています。
また、近日中にはISOファイルも提供されるとのことです。