「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
メールフォームプラグインV2.3不具合修正
メールフォームプラグインV2.3をMovable Type 5.2と組み合わせる際に、一部の状況で不具合が見つかったので、修正したバージョンを公開します。
なお、この不具合にはMovable Type 5.2本体の不具合も関係があり、コアのソースコードをアップデートすることも必要になります。
1.不具合の内容
Movable Type 5.2で、SMTPサーバー経由でメールを送信する設定にしているときに、To/Cc/Bccで複数の送信先を指定すると、それらの送信先にメールが送信されません。
Movable Type 5.2では、SMTPサーバー経由でメールを送信する際に認証を行うことができるようになりましたが、その関係でコアのメール送信モジュールの仕様が変わったことが原因です。
また、本記事執筆時点のMovable Type 5.2では、コアのメール送信モジュールに不具合があります。
To/Cc/Bccで複数のアドレスにメールを送信すると、それらのメールヘッダが正しくなくなります。
2.不具合修正版メールフォームプラグインのインストール
不具合を修正したメールフォームプラグインは、以下からダウンロードします。
プラグインのZipファイルを解凍すると、「plugins」と「mt-static」の2つのフォルダができます。
これらのフォルダを、Movable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします。
3.Movable Type 5.2のコアのアップデート
前述したように、Movable Type 5.2のコア(Mail.pm)にも不具合があります。
すでにこの不具合は報告済みで、githubのMovable Typeのリポジトリでは不具合修正済みになっています。
以下から、不具合修正済みのMail.pmのソースコードを得ることができます。
ソースコードに「Mail.pm」のファイル名を付けて保存し、Movable Typeのインストール先→「lib」ディレクトリ→「MT」ディレクトリにあるMail.pmと差し替えます。