Movable Type EZが5.2.1に

クラウド版Movable Typeの「Movable Type EZ」で、Movable Typeのバージョンが5.2.1にアップグレードされました。

これまででは、Movable Typeのバージョンアップは数か月おきに行われてきました。
ただ、バージョンアップまでの期間が長く、タイムリーなバージョンアップではありませんでした。
とはいえ、頻繁にバージョンアップ版を出すと、ユーザーがその都度インストールするのも大変です。

一方、Movable Type EZでは、バージョンアップ等のメンテナンス作業は、ユーザーが行うのではなく、システム側で自動的に行う仕組みです。
この仕組みを生かして、今後は1~2か月程度の間隔で、Movable Type EZをバージョンアップしていくとのことです。

今後の Movable Type のリリース方針について(Six Apartブログの記事)

今回のMovable Type EZのバージョンアップでは、不具合修正の他に、以下の新機能が追加されています。

  • 定型文機能(定型文を登録しておいて、ブログ記事の作成時に定型文を挿入する機能)
  • 新テーマ「Rainier」

なお、パッケージ版のMovable Typeでは、残念ながら5.2.1は提供されません。
ただ、githubのMovable Typeのリポジトリには、Movable Type 5.2.1のタグが切られていて、定型文機能/Rainierも含まれています。
MTOS相当になりますが、githubから5.2.1をダウンロードすることができます。
今後も、1~2か月おきに、githubで新しいバージョンが徐々に公開される形になると思われます(ただし、Movable Type EZ専用の機能は含まれません)。

なお、今後もパッケージ版もリリースされます。
ただし、そちらは従来通り、ある程度の期間をおいてリリースされるとのことです。
また、パッケージ版には、リリースまでに行われた不具合修正や新機能追加も盛り込まれます(ただし、Movable Type EZ専用の機能は含まれません)。