米Appleが17年ぶりの配当

米Apple社が、17年ぶりに配当を行うことを発表しました。
1株あたり2.65ドル、総額で約100億ドル(日本円で約8,300億円)を株主に配当します。
また、最大で100億ドルの自社株買いを行うことも発表しました。

AppleはiPhoneやiPadのヒットで、飛ぶ鳥を落とす勢いです。
株価も絶好調で、昨日は終値で600ドルを超えました。
2009年の今頃は100ドル弱だったので、3年で株価が6倍にもなっています。

2009年以降のAppleの株価の動き

これまでは、Appleは利益を研究開発等の投資にあてて、株主への配当は行っていませんでした。
しかし、絶好調な業績によって、手元資金が2011年末で976億ドル(日本円で約8.1兆円)にも上っています。
投資に資金を回してもまだ余裕があることから、配当と自社株買いを行うということです。

Steve Jobs氏が亡くなり、Tim Cook氏にCEOが変わりましたが、Appleは今のところ好調を持続しています。
この好調がどこまで続くのか、注目したいところです。