KDDI Web Communicationsが「CloudCore VPS」をスタート

日本でもVPS(Virtual Private Server)の選択肢が増えつつあります。
このような中で、KDDI Web Communicationsが「CloudCore VPS」というサービスをスタートしました。

CloudCore VPSは、Linuxの仮想化技術である「KVM」を使ったVPSです。
現状提供されているプランは1つだけで、スペックは以下のようになっています。

メモリ2GB
ディスク100GB
CPU物理1コア

また、料金は12か月契約で17,640円(月あたり1,470円)です。
ただし、2012年5月14日まで、割引キャンペーンで11,340円(月あたり945円)になります。

KVMを使ったVPSとして、さくらのVPSがあります。
CloudCore VPSの方が、さくらのVPSの同等の価格のプランよりも、メモリやディスクの容量が多いです。
この点は魅力があります。

もっとも、サービスがスタートしたばかりで、今のところは最低限の機能しか用意されていません。
また、プランも前述の1つだけです。
CloudCore VPSのページのよると、今後徐々に機能やプランが追加されていくようです。

ちなみに、KDDI Web Communicationsでは、12月15日に「CloudCore Hybrid」というサービスも提供するということです。
また、開発者グループ向けに「開発者支援制度」を設け、CloudCore VPSの無償提供や、勉強会の会場を無償貸与するサービスも行います。