「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」の続編にあたり、PHP組み込みの関数や、独自の関数を作る方法などを解説します。
Kindle本で、定価400円です。
Facebookがアプリ用のクラウドを提供(その3)
前回は、herokuからサンプルのプログラムをダウンロードするまでの手順を紹介しました。
ただ、サンプルのプログラムを使わずに、ゼロからコードを書きたい場合もあります。
その方法を解説します。
1.サンプルのプログラムを削除する
まず、サンプルのプログラムで使っているファイルを削除します。
サンプルプログラムのフォルダの中にあるファイル/フォルダのうち、「.git」という名前のフォルダを残して、それ以外のファイル/フォルダをすべて削除します。
そして、以下のコマンドを入力して、gitからもファイル/フォルダの情報を削除します。
git rm -r *
2.自分のプログラムを作る
次に、1.で空にしたフォルダの中で、自分のプログラムを作ります。
プログラムのソースコードの他、スタイルシートや画像等のファイルも、同じフォルダに保存します。
また、必要に応じて、1.で空にしたフォルダの中に、さらにフォルダを作ることもできます。
なお、プログラムに使う言語は、Facebookでherokuに登録した際に選んだ言語を使う必要があります。
違う言語を使うと、後でソースをプッシュする際にエラーが発生します。
3.コミットとアップロード
プログラムを作り終わったら、以下のコマンドを入力して、2.で作ったファイルやフォルダをgitに追加します。
git add *
次に、以下のコマンドで、ソース等の作成が終わったことをgitに知らせます。
「コメント」には、作業内容が分かるようなコメントを入れます。
git commit -am 'コメント'
そして、以下のコマンドを入力して、ファイルやフォルダをherokuにプッシュ(アップロード)します。
git push heroku master
4.プログラムの修正
これ以後、プログラムを修正したら、その都度以下のコマンドを入力して、コミットとプッシュを行います。
git commit -am 'コメント' git push heroku master
プログラムにファイルを追加した場合は、「git add」コマンドでファイルの追加をgitに知らせてから、コミットとプッシュを行います。
git add ファイル名 git commit -am 'コメント' git push heroku master
また、プログラムからファイルを削除した場合は、「git rm」コマンドでファイルの削除をgitに知らせてから、コミットとプッシュを行います。
git rm ファイル名 git commit -am 'コメント' git push heroku master