Facebookがアプリ用のクラウドを提供(その3)

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前回は、herokuからサンプルのプログラムをダウンロードするまでの手順を紹介しました。
ただ、サンプルのプログラムを使わずに、ゼロからコードを書きたい場合もあります。
その方法を解説します。

1.サンプルのプログラムを削除する

まず、サンプルのプログラムで使っているファイルを削除します。

サンプルプログラムのフォルダの中にあるファイル/フォルダのうち、「.git」という名前のフォルダを残して、それ以外のファイル/フォルダをすべて削除します。
そして、以下のコマンドを入力して、gitからもファイル/フォルダの情報を削除します。

git rm -r *

2.自分のプログラムを作る

次に、1.で空にしたフォルダの中で、自分のプログラムを作ります。
プログラムのソースコードの他、スタイルシートや画像等のファイルも、同じフォルダに保存します。
また、必要に応じて、1.で空にしたフォルダの中に、さらにフォルダを作ることもできます。

なお、プログラムに使う言語は、Facebookでherokuに登録した際に選んだ言語を使う必要があります。
違う言語を使うと、後でソースをプッシュする際にエラーが発生します。

3.コミットとアップロード

プログラムを作り終わったら、以下のコマンドを入力して、2.で作ったファイルやフォルダをgitに追加します。

git add *

次に、以下のコマンドで、ソース等の作成が終わったことをgitに知らせます。
「コメント」には、作業内容が分かるようなコメントを入れます。

git commit -am 'コメント'

そして、以下のコマンドを入力して、ファイルやフォルダをherokuにプッシュ(アップロード)します。

git push heroku master

4.プログラムの修正

これ以後、プログラムを修正したら、その都度以下のコマンドを入力して、コミットとプッシュを行います。

git commit -am 'コメント'
git push heroku master

プログラムにファイルを追加した場合は、「git add」コマンドでファイルの追加をgitに知らせてから、コミットとプッシュを行います。

git add ファイル名
git commit -am 'コメント'
git push heroku master

また、プログラムからファイルを削除した場合は、「git rm」コマンドでファイルの削除をgitに知らせてから、コミットとプッシュを行います。

git rm ファイル名
git commit -am 'コメント'
git push heroku master