株式市場乱高下

8月に入り、世界の株式市場が乱高下しています。

先日の記事で書いたように、米国の債務上限問題はぎりぎりで合意し、デフォルトは回避されました。
しかし、その後にS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が米国債をAAAからAA+に格下げし、史上初の事態に陥りました。

米国債の格下げはある程度予想はされていましたが、株式市場には影響が出ています。
ニューヨークダウは、6日間連続で高値と安値の間が500ドル以上という荒れた動きになっています。
日経平均株価は、8月に入って一気に10%ほど下落しました。

株価が下がる一方で、金(Gold)の値段が上昇しています。
リーマンショックの頃と比べて、ドル建ての金価格は2倍以上に上がっています。
このことから見ても、ドルに対する信認が低下していることが明らかです。

金融市場の混乱は当分続きそうです。