Eee Pad Transformer TF101使用レポート

Eee Pad Transformer TF101先日ご紹介した「Eee Pad Transformer TF101」を購入しました。

その使用レポートをアップします。

Eee Pad Transformer TF101は、ASUSが開発したAndroid 3.0タブレット機です。
タブレットとして使えるだけでなく、モバイルキーボードドックを接続してノートパソコンのように使うこともできます。

1.外観

10.1インチ(1280×800ピクセル)ディスプレイ搭載で、ネットブック機と同じぐらいの大きさがあります。
また、iPadと比べてより縦長です(iPad2は241.2mm×185.7mm、Eee Pad Transformerは271mm×171mm)。

タブレット部分は、iPad等と同じような質感です。
保護シートを貼っておかないと、指紋が付きます。

キーボードは、アイソレートタイプです。
PCのキーボードとほぼ同じキー配置になっています。

タブレット/キーボードの裏面は、黒っぽいブラウンで、星のような細かな模様が刻まれています。
そのためか、裏面には指紋が付きにくくなっています。

タブレット部分の重さは、iPadと同じぐらい(約680g)です。
また、モバイルキーボードドックと合わせても1.3kg程度です。
持ち運びやすいと言えるでしょう。

2.操作感

ディスプレイのタッチ操作の感覚は、iPadと同程度の軽さがあります。
もたつき等を感じることは、特にありません。
また、ディスプレイはIPS液晶なので、視野角が広くて見やすいです。

ユーザーインターフェース的には、iOSの方が上という印象があります。
慣れの問題もありますが、Android 3.0はユーザーインターフェースのこなれ具合がまだ十分ではないように思います。

3.アプリケーション

アプリケーションは、Android 3.0標準のものに加えて、ASUS独自のものがいくつかインストールされています。
また、Androidマーケットから様々なアプリケーションをダウンロードすることもできます。

試しに、いくつかのアプリケーションをインストールしてみました。
1つだけ動作しないものがありましたが、それ以外は特に問題なく動作しました。

もっとも、今のところ、アプリケーションの充実度は、質/量ともにまだiOS用には届かない感じがします。
アプリケーションが充実するかどうかが、今後のポイントになると思います。

4.インターフェース

外部のインターフェースとして、タブレット側にはmicro SDカードスロット/ミニHDMIが装備されています。
また、モバイルキーボードドックには、USBポートとSDカードスロットがあります。

試しに、HDMI端子があるテレビに接続したところ、問題なく画面が表示されました。
HDMI端子があるプロジェクタに接続して、プレゼンに使うのも良いかも知れません。
また、USBポートにUSBメモリを接続して、その中のファイルにアクセスすることもできました。

5.電源

バッテリーは、タブレット部分のみで9.5時間、キーボードドックと合わせると16時間持つという仕様です。
ほぼ一日中バッテリーで動作するのは良いです。

ただし、充電するためには、付属のACアダプタが必要です。
ACアダプタにUSBケーブルを接続して充電するようになっていますが、そのUSBケーブルをパソコン等に接続しても充電されません。