「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」の続編にあたり、PHP組み込みの関数や、独自の関数を作る方法などを解説します。
Kindle本で、定価400円です。
カスタムフィールドの値を一覧画面に表示するプラグイン(その1)
Movable Type 5.1のListing Frameworkを使って、ブログ記事等の各オブジェクトの一覧画面に、個々のオブジェクトのカスタムフィールドの値も一覧表示できるようにするプラグインを作りました。
1.機能
このプラグインには、以下の機能があります。
1-1.カスタムフィールドの値の表示
ブログ記事等の、カスタムフィールドに対応したオブジェクトの一覧のページに、個々のオブジェクトのカスタムフィールドの値を表示することができます。
1-2.カスタムフィールドの値によるフィルタリング
「値段フィールドの値が○○以上」など、カスタムフィールドの値を使って、オブジェクトをフィルタリングすることができます。
1-3.カスタムフィールドの値による並べ替え
カスタムフィールドの値の昇順/降順で並べ替えを行うことができます。
また、並べ替えの動作として、以下の2通りをサポートしています。
- 速度は遅いものの、動作に制限がない並べ替え
- 動作に制限があるものの、高速な並べ替え
なお、高速並べ替えでは、カスタムフィールドの値を初期化するための別プラグインが必要になります。
その詳細は、明日解説します。
1-4.カスタムフィールドの詳細情報の表示
カスタムフィールド一覧の画面に、ベースネーム/既定値/オプション/必須の各情報を表示することができます。
2.インストール
プラグインは以下からダウンロードします。
ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「mt-static」と「plugins」のフォルダができます。
これらのフォルダを、Movable Type 5.1のインストール先ディレクトリにアップロードします。
3.使い方
プラグインをインストールすると、各オブジェクトの一覧のページで、表示オプションとフィルタ項目の部分に、そのオブジェクトのカスタムフィールドがすべて表示されます。
既存のフィールドと同様の方法で、各フィールドの表示/非表示を切り替えたり、フィルタリング方法を設定したりすることができます。
4.ライセンス
当プラグインは以下のライセンスで配布いたします。
4-1.個人無償ライセンスのMovable Typeと組み合わせる場合
無償でご利用いただくことができます。
4-2.商用ライセンスのMovable Typeと組み合わせる場合
インストール先のMovable Type1本につき、1,000円のライセンス料をお支払いください。
お支払方法については、メールフォームよりお問い合わせください。
なお、当プラグインは個人無償ライセンス/商用ライセンスに付属しているカスタムフィールドの機能と組み合わせて使います。
そのため、オープンソース版のMovable Type(MTOS)では動作しません。