揺れる株価

東北関東大震災の影響で、日本の株価も激しく揺れ動いています。

震災前の日経平均株価は、10,500円近辺で小動きの状況でした。
3月11日に震災が発生したことに伴い、週明け14日には一気に9,620.49円まで値下がりし、翌日15日には一時8,200円台をつけるなど、2日間で最大20%以上の値下がりになりました。
しかし、その後は急激に反発し、3月22日の日経平均株価の終値は、9,608.32円まで戻りました。
今日(3月23日)は、急反発に対する利益確定や、昨日のアメリカの株価下落の影響で、株価が9,449.47円まで下落しました。

日経平均株価の2010年11月以降の動き

特に、東京電力の株価の動きが激しいです。
地震で福島第一原発に甚大な問題が発生し、復旧や補償に莫大な費用が必要であることが予想されるため、株価が暴落しました。
震災前の株価は2,100円台で推移していましたが、3月17日には最安値で715円まで下落しました。
その後は反発したものの、今日(3月23日)の終値は1,049円で、震災前のおよそ半分の水準です。

東京電力の2010年11月以降の動き

2008年秋のリーマンショックの時には、株価の動きがある程度落ち着くまでに、1か月程度の時間を要しました。
この記事を書いている時点で、地震発生からまだ2週間足らずです。
また、福島第一原発の事故が落ち着くまでには、まだしばらく時間がかかると思われます。
これらのることを考えると、株価の動きが落ち着くのもしばらく先になると思われます。