Pogoplug日本版が発売

ソフトバンクBBが、米CloudEngines社の「Pogoplug」の日本版を発売しました。

Pogoplugのサイト

Pogoplugは「パーソナル・クラウド」をうたうデバイスです。
NAS(Network Attached Storage)の一種で、外付けのUSB接続ハードディスクを、ファイルサーバーとして使えるようにします。

インターネットを介して屋外から自宅のPogoplugに接続し、ファイルにアクセスすることができます。
パソコンからアクセスする場合、ローカルドライブと同じようにアクセスすることができ、インターネットを経由していることをあまり意識しなくてよいのが特徴です。
また、パソコンだけでなく、iPhone/iPadやAndroidからPogoplugのファイルを読むこともできます。

さらに、自分以外の人にファイルを渡すために、Pogoplugを使うこともできます。
ファイルのダウンロード元をメールで相手に送信したり、TwitterやFacebookで通知したりすることもできます。

Dropbox等のクラウド系サービスで、Pogoplugと同様のことを行うこともできます。
ただ、その手のサービスだと、無料で使うには容量制限があったりします。
Pogoplugなら、初期投資(Pogoplug本体+外付けハードディスク)が必要ですが、それ以後は料金はかかりません。
大量のファイルをさまざまなデバイスでアクセスすることが多い方や、他の人と大容量ファイルをやり取りすることが多い方には、Pogoplugはおすすめではないかと思います。

また、PogoplugにはLinux搭載されています。
シェルにログインして、各種のサービス(Apache等)をインストールすることもできるそうです。
この機能を使えば、テスト用のWebサーバーを作ったりするのにも使うことができます。

これだけの機能があって、値段は9,800円とお手頃です。
非常に便利そうなデバイスなので、一台欲しいです。

ニュースリリースによると、日本ではAmazon.co.jp/ソフマップ/ビックカメラ/ヨドバシカメラで販売するそうです。
ただ、日本で入手できなかったころから人気のある製品だったので、早くも売り切れになっていました。