「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」の続編にあたり、PHP組み込みの関数や、独自の関数を作る方法などを解説します。
Kindle本で、定価400円です。
IPv4アドレスの中央在庫が近日終了
IANA(Internet Assigned Numbers Authority)の在庫のIPv4アドレスが、近々終了することが明らかになりました。
日本ネットワークインフォメーションセンターのニュースリリース
IPアドレスは、「インターネット上のコンピュータの住所」と言える存在です。
インターネット上のコンピュータどうしが通信する際には、IPアドレスで通信相手を特定します。
これまでは、「IPv4」という仕様に沿ったIPアドレスが使われていました。
IPv4では、アドレスを32ビットの値で表します。
32ビットでは、最大で2の32乗(=約43億)のアドレスを表すことができます。
しかし、携帯電話など、インターネットに接続する機器が爆発的に増えて、IPアドレスの需要が伸びて割り当ても増加したことから、IPv4のアドレスはいずれ枯渇すると言われています。
IANAからIPアドレスの配分を受けた各地域の機関は、その中から企業等にIPアドレスを割り振ることができます。
しかし、IPv4アドレスの中央在庫がなくなったことで、各地域の機関の在庫がなくなるのも、時間の問題になってきたと言えます。
IPv4の枯渇に備えて、すでに「IPv6」という次世代の仕様が決められています。
IPv6では、アドレスを128ビットで表すため、事実上アドレスが無限に存在すると言えます。
そのため、インターネットすべてがIPv6化すれば、IPアドレス枯渇問題を解消することができます。
ただ、IPv4とIPv6は似てはいるものの、互換性はありません。
そのため、一気にIPv4からIPv6に変えることはできません。
当面は、IPv4とIPv6を併用しつつ、徐々にIPv6へ切り替えていく段階になっています。
