「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
Movable Type 5用TwentyTenテーマ
先日公開したPixelテーマに続いて、改良版ConfigAssistantプラグインを使ったテーマ移植の例として、TwentyTenテーマを公開します。
1.TwentyTenテーマの概要
このテーマの元になっているのは、WordPress 3.0のデフォルトテーマである「TwentyTen」です。
Mike Thomsen氏によって、Melodyに移植されました。
それを、改良版ConfigAssistantプラグインと組み合わせて、Movable Type 5でも使えるようにしました。
Movable Typeの標準のテーマに比べて、以下の点が優れています。
- メインページ/カテゴリアーカイブページ/月別アーカイブページのページ分割機能を標準装備
- コメント一覧のページ分割も可能
- テーマオプションの設定の機能で、主な設定項目を管理画面で設定可能(例:ヘッダーの画像、メインページの1ページあたりの記事数、etc.)
テーマのプラグインをインストールすると、以下の4種類のテーマが追加されます。
1-1.TwentyTen
WordPressのTwentyTenテーマを、ほぼそのまま移植したものです。
シンプルで飽きのこないデザインです。
1-2.ThirtyTen
TwentyTenテーマをベースに、3カラムにしたものです。
左の画像ではサイドバーが左右にある形になっていますが、テーマの設定でサイドバーを左/右に寄せることもできます。
1-3.TwentyTen Pro
TwentyTenテーマの派生版で、若干デザインが変更されています。
1-4.TwentyTen Blogging Inside Edition
TwentyTenテーマの派生版で、若干デザインが変更されています。
2.必要なプラグイン
TwentyTenテーマを動作させるには、改良版ConfigAssistantプラグインの他に、以下の2つのプラグインが必要です。
あらかじめ、Movable Type 5にインストールしておいてください。
2-1.WordPress Style Tag Cloud
WordPress風のタグクラウドを出力するプラグインで、Mike Thomsen氏が開発したものです。
githubからダウンロードすることができます。
ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「plugins」のフォルダができます。
このフォルダを、Movable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします。
2-2.Gravater
コメントを書いた人のGravatarアイコンを出力するプラグインです。
Gravater本家のページからダウンロードできますが、プラグインの書き方が古いので、今の書き方になおしたものを用意しました。
以下からダウンロードすることができます。
ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「plugins」のフォルダができます。
このフォルダを、Movable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします。
3.TwentyTenテーマのインストール
TwentyTenテーマは以下からダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍すると、「plugins」フォルダができます。
このフォルダを、Movable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします。
アップロード後に、Movable Type 5にログインして「デザイン」→「テーマ」メニューを選ぶと、前述の4種類のテーマを選ぶことができます。
4.テーマの設定
「デザイン」→「テーマオプション」のページで、TwentyTenテーマの各種設定を行うことができます。
各項目の設定方法は、テーマオプションのページに表示するようにしていますので、そちらを参照してください。