「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
ロケタッチAction Streamプラグイン
昨日(9月9日)に、ロケタッチにフィード配信の機能が追加されました。
このフィードを、ActionStreamに取り込むプラグインを作りましたので、公開します。
1.動作環境
このプラグインは、ActionStreamsプラグインがインストールされているMovable Typeで動作します。
Movable Type 4.2(+ActionStreams 2.1)と、Movable Type 5.0(+ActionStreams 2.3)の環境で動作を確認しました。
2.インストール
プラグインは以下のリンクからダウンロードすることができます。
ダウンロードしたファイルを解凍すると、「plugins」というフォルダができます。
このフォルダを、Movable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします。
2.利用方法
利用方法は以下の通りです。
2-1.GoogleマップのAPIキーの登録
このプラグインでは、チェックインした箇所の地図をサムネイル的に得る機能があります。
そのサムネイルを出力するために、GoogleマップのAPIキーを登録する必要があります。
ご自分のドメインのAPIキーを取得した後、以下の手順でそのAPIキーを設定します。
- システムのプラグイン一覧のページを開きます。
- LocTouch Action Streamプラグインの「設定」のタブを開きます。
- APIキーを入力して、「変更を保存」のボタンをクリックします。
2-2.利用サービスの登録
次に、他のアクションストリームと同様の手順で、自分のプロフィールのページから、ロケタッチを利用サービスに追加します。
「ICS ID」の欄には、ご自分のロケタッチの履歴のIDを入力します。
ロケタッチにログインした後で「http://tou.ch/home/feeds」のアドレスに接続すると、履歴のICSのアドレスが表示されます。
そのアドレスの中で、最後の拡張子(.ics)の直前の32文字の英数字が、履歴のIDになります。
これで、他のアクションストリームと同様に、ロケタッチのチェックインの履歴が記録されます。
3.情報の出力
このプラグインでは、チェックインの履歴から、以下の表のように情報を収集しています。
また、以下の表にあるテンプレートタグで、情報を出力することができます。
収集する情報 | 情報を出力するテンプレートタグ |
---|---|
場所の名前 | <$mt:StreamActionTitle$> |
場所に関するページのアドレス | <$mt:StreamActionURL$> |
チェックインした日時 | <$mt:StreamActionDate$> |
チェックインの際に送信したメッセージ | <$mt:StreamActionVar name="content"$> |
場所の緯度 | <$mt:StreamActionVar name="lat"$> |
場所の経度 | <$mt:StreamActionVar name="lng"$> |
サムネイル用の地図のアドレス | <$mt:StreamActionThumbnailURL$> |
4.アクションが重複する
この記事を書いた時点では、同じタッチのアクションが2~3回登録される現象が起こっています。
このプラグインでは、タッチされた日時をキーにしてデータを保存しています。
そして、同じ日時でのタッチのデータがあれば、そのデータを重複して保存しないような仕組みを取っています。
ところが、ロケタッチから得られるデータを見ると、アクセスするたびに、タッチした日時の値が1~2秒程度変化する現象が起こっています。
これが、タッチのアクションが重複する原因です。
現状、ロケタッチのフィードの機能はβ版なので、今後改善されることを願いたいです。