デジタル家電の無線LAN化


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最近のデジタル家電では、EthernetポートがあってLANに接続できる機種が増えています。
ただ、無線LANは装備していない機種が多いです。
そういった機器を無線で接続するには、有線LANを無線LANに変換する機器(コンバータ)を使います。

lth90dtv.jpg我が家では、HDD/DVDレコーダーに録画した番組を他の部屋で見るのに、BuffaloのLT-H90DTVを使っています。
この機器には、LANに接続して、他のデジタル家電の動画を再生する機能があります。
しかし、無線LANは搭載していません。

これまでは、部屋の床にLANケーブルを這わせて、LT-H90DTVをLANに接続していました。
このケーブルをすっきりさせたかったので、コンバータを導入することにしました。

コンバータはいくつかのメーカーが販売していますが、Buffaloの「WLI-TX4-AG300N」を選びました。
無線を有線に変換するだけでなく、4ポートのスイッチングハブ(100Mbps)も内蔵しているので、4台の機器を無線化することができます。
また、IEEE802.11nドラフトにも対応していて、最高300Mbps(理論値)の高速通信が可能です。

WLI-TX4-AG300NにLT-H90DTVを接続して、HDD/DVDプレイヤーに録画した番組を再生してみました。
たまに通信障害が起こって再生が細切れになることがありましたが、おおむね再生することができました。
WLI-TX4-AG300Nと無線の親機の間に壁があり、しかも親機とLANはPLC(電力線LAN)で接続しているという不利な環境なので、通信障害が起こるのも仕方ないです。