三井住友海上/あいおい/ニッセイ同和が経営統合

損害保険業界大手の三井住友海上グループ/あいおい損害保険/ニッセイ同和損害保険の3社が、経営統合を進めることで合意に達しました。
2010年4月の経営統合を目指すとのことです。
これら3社が経営統合すると、東京海上ホールディングスを抜いて、日本国内トップの損害保険グループになります。

三井住友海上グループのニュースリリース

世界的な金融崩壊の影響で、損害保険各社も痛手を受けています。
また、損害保険の主な商品として火災保険や自動車保険がありますが、景気後退によって住宅や自動車が売れなくなっているため、火災保険や自動車保険も不振です。
このような状況の中で、三井住友海上などの3社は、合併によって経営を効率化し、生き残りをはかる戦略をとりました。

3社が経営統合すると、3社の保険の代理店の方々にも、大きな影響が及ぶのではないかと思います。
すでに、インターネットでの通信販売や、銀行の窓口販売など、代理店を通さない保険販売が増えていて、代理店の方々は苦労しています。
その上に経営統合となると、代理店同士で合併することが必要になったりしそうです。
FPの知り合いには損害保険関係の方も多くいますが、そういった方々から合併の影響について話を聞いてみたいと思います。