「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
リーマン・ブラザーズ破綻
ニュース等で報じられている通り、アメリカの証券大手(第4位)のリーマン・ブラザーズが、アメリカの破産法11条の適用を申請し、破綻しました。
また、メリルリンチがバンク・オブ・アメリカに救済合併されることも発表されました。
これを受けて、アメリカをはじめとして世界各国の市場が混乱しています。
破綻が発表された後、各国の株式市場は大幅に下落しました。
アメリカのニューヨークダウは504.48ドル下落して10,917.51ドルに下がりました。
日本でも今日(9月16日)の日経平均株価が605.04円下落して11,609.72円になり、3月17日以来の今年の最安値を更新しました。
為替でも、影響が大きいと見られるドルやユーロが下落し、相対的に円が買われて、1ドル=103円台まで円高が進んでいます。
また、景気悪化懸念から原油も売られて、この記事を書いている時点では、91ドル台まで下落しています。
昨年後半以降、金融不安が何度も繰り返されてきました。
そのたびに市場が混乱し、株価が大幅に下落しています。
下落後に一時的に若干回復するものの、上がるのは短期間で、その後にさらに落ち込む、という動きが続いています。
テクニカル的に見ると、新安値銘柄が大幅に増加するなど、現状で株価はすでにかなり売られている状態です。
売りが一巡すれば、一時的なリバウンドが起こる可能性はあります。
しかし、リバウンドが起こるにしても、よほど大きな好材料が出ない限りは、これまでと同様に短期間で終わると思われます。
リーマン・ブラザーズが破綻した原因として、アメリカ政府が支援を拒否したことが上げられています。
このままの状態が続けば、他の金融機関の中にも破綻するところが出ることが予想されます。
当面は景気回復や株価上昇は期待できなさそうです。