Firefox 3正式版リリース

本日(2008年6月18日)、Firefox 3の正式版がついにリリースされました。

Web 2.0という用語がすっかり定着しましたが、Webブラウザの重要性はますます高まっています。
現在のWebブラウザには、最新の技術にいち早く対応することや、Google MapsをはじめとするWebアプリケーションをストレスなく動作させられることが求められています。

このような中で、待望のFirefox 3がリリースされました。
Firefox2が2006年10月のリリースだったので、およそ1年8ヶ月ぶりのメジャーバージョンアップです。

朝8時ごろにFirefoxのサイトに接続すると、Firefox3を待っていた人が殺到していたらしく、サイトがかなり重くなっていました。
それでも何とか接続して、Firefox3をダウンロードしました。

Firefoxの灯火」というページも作られていて、日本国内でのダウンロード状況を見ることもできます。
日本地図上で、ダウンロードが多い都道府県ほど明るい色で表示されるというものです。
また、各都道府県をクリックすると、その都道府県でのダウンロード数も表示されます。

Firefox3では、JavaScriptの処理の高速化など、全体的な処理の高速化が図られています。
Ajaxをはじめとして、現在のWebサイトではJavaScriptを多用する傾向がありますので、JavaScriptが高速化されているは大きなメリットです。

Firefoxではアドオンで機能を拡張することが多く、アドオンなしでは生きていけない(?)という方も多いです。
Firefox3が出たばかりで、Firefox3にまだ対応していないアドオンもありますが、Greasemonkeyをはじめとして、主要なアドオンはFirefox3への対応がだいぶ進んだようです。

去る6月12日にはOpera 9.5もリリースされたばかりです。
また、Internet Explorerの次期バージョンであるIE8も開発が進められています。
Webブラウザどうしが競争することで、お互いにより良いものになることを期待したいです。