MTOS正式版リリース

昨日のMovable Type 4.1の正式リリースに続いて、MTOS(Movable Type Open Source)の正式版もリリースされました。

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昨年夏にオープンソース版を出すという発表があって以来、半年ほどかかりましたが、ついに待望の正式リリースに至りました。
開発に携わった皆様には、大変お疲れ様でしたと申し上げたいです。

MTOSは、Movable Type 4.1をベースにしたオープンソース版のMovable Typeです。
MT4.1商用版のみにある機能(Custom Fields機能、汎用ウェブサイトテンプレートセット)を除いて、MT4.1と同じ機能を持っています。

オープンソースであることから、MTOSをベースにしたWebアプリケーションも作りやすくなります。
Movable Typeはプラグイン等によってシステムを拡張できる作りになっていて、Webアプリケーションフレームワークとして使うことも十分可能です。
特に、MT::Objectクラスを継承することで、データベースにテーブルを追加して、SQLを意識せずに独自のデータを簡単に扱うことができます。
今後は、MTOSをベースにWebアプリケーションを作るような案件が増えるのではないかと思います。

今後の展開が楽しみです。