荒い値動き

今日の日経平均株価は、安値で14,751.27円まで下落し、今年のザラ場中の安値を更新しました。
ところが、そこから急速に切り返して、終値では15,211.52円でした。
1日の上下の値幅が500円近いという、荒い値動きになりました。

ここしばらく、サブプライムローン問題で売りが出やすい展開が続いています。
昨日のアメリカでは、ニューヨークダウが218.35ドル下落して12,958.44ドルになり、13,000ドルを割り込んで引けました。

このため、日本でも朝から前日の終値を大幅に割り込んで始まり、午前中は14,800円前後の値動きになっていました。
しかし、午後になって急に株価が戻りはじめ、ほぼ今日の高値で引ける展開になりました。

今の日本企業の業績からすれば、現状の株価には割安感もあります。
そのため、幅広く押し目買いが入った模様です。

もっとも、今の市場環境では、買いが長続きする可能性は、あまり高くなさそうです。
ある程度株価が戻れば、また売りに押される展開になると思われます。
サブプライムローン問題が解決するまでは、買いのタイミングを取りにくい状況が続きそうです。