拙著「個人投資家は低位株で儲けなさい」が発売されました。
株価が安い「低位株」に投資する方法を解説しています。
自由国民社刊で、定価1,512円(消費税込み)です。
WordPress 2.3(英語版)リリース
昨日、WordPress 2.3(英語版)がリリースされました。
1.新機能
WordPress本家のブログによると、WordPress 2.3では以下のような新機能が追加されています。
・タグ付け
記事にタグをつける機能が標準装備されました。
・WYSIWYGエディタの改良
記事編集時のWYSIWYGエディタが改良されています。
・バージョンアップ通知
WordPressがバージョンアップしたら、そのことが管理画面に通知されます。
・レビュー
複数のユーザーでブログを作成している際に、一般のユーザーは記事を「レビュー待ち」として保存し、管理者がチェックしてから公開することができます。
・Canonical URLs
WordPressでは1つのページにいくつかのURLでアクセスすることができます。
例えば、個々の記事のページのアドレスを「http://www.foo.com/日付/記事名」の形式に設定していても、「http://www.foo.com/?p=番号」のアドレスでもアクセスすることができます。
WordPress 2.3では、それらのどのアドレスにアクセスしても、「Canonical URL」と呼ばれる単一のアドレスにリダイレクトされるようになりました。
例えば、個々の記事のページのアドレスを「http://www.foo.com/日付/記事名」の形式に設定した場合、「http://www.foo.com/?p=番号」のアドレスにアクセスすると、「http://www.foo.com/日付/記事名」にリダイレクトされます。
SEO的にこの方が好ましいと思われます。
2.テーブルの構造の変化
WordPress 2.3では、これまでのWordPressと比べて、データベースのテーブル構造が変化しています。
これまではカテゴリーは「wp_categories」等のテーブルに保存されていましたが、WordPress 2.3では「wp_terms」などのテーブルに保存されます。
wp_terms等のテーブルで、多対多のリレーション(記事とカテゴリーや、記事とタグなど)を一元管理するようになっています。
この関係で、既存のプラグインの中で、カテゴリー関連のテーブルに直接にアクセスしているものは、動作しなくなります。
WordPress 2.3にバージョンアップする際には、プラグインの対応状況をよく確認する必要があります。
3.日本語化
この記事を書いた時点では、日本語版(WordPress ME)の2.3はまだ出ていません。
ただ、英語版のWordPress 2.3に日本語リソース(ja.mo)を入れれば、管理画面の大半の部分は日本語表示になります。