日経平均株価16,000円割れ

今日の日経平均株価の終値は、357.19円安の15764.97円でした。
8月20日以来の16,000円割れとなりました。

↓2007年6月以降の日経平均株価の動き
2007年6月以降の日経平均株価の動き

先週末にアメリカの株式市場が大幅に下落しましたが、それに連れ安する形で日本も大幅安となりました。
さらに、アメリカの株安に伴って円高が進んだことや、今年4~6月期のGDPの改訂値が前期比-0.3%と発表されたことも、株安に拍車をかける形になりました。
午前中には日経平均株価は一時15,600円台をつけ、その後は若干戻しましたが、反発力は弱かったです。

8月の大幅な株安の後、一時は日経平均株価は16,500円台まで戻っていましたが、そこで頭打ちになったような形になっています。
このまま株価が下落して、8月17日の安値も下回ってくるようだと、株価下落が本格的なものになりそうな状況です。

最近の株安はアメリカのサブプライムローン問題に端を発したものですが、この問題はすぐに解決するものではありません。
むしろ、これによってアメリカが景気後退に入り、株安が長期化するという展開も考えられます。
今後の株式市場の動向に注目したいです。