「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」が発売されました。
「WordPressで学ぶPHP」シリーズの第1巻で、WordPressを通してPHPを学んでいく本です。
この本では、PHPの基本となる変数と制御構造について解説します。
Kindle本で、定価500円です。
リアルタイム再構築プラグイン(MT4/5対応版・その3)
リアルタイム再構築プラグインをAjaxと組み合わせて使うと、ページにアクセスされるたびに変化するような部分を、リアルタイムに再構築して表示することができます。
その例として、MT4付属のFeeds.App Liteプラグインと組み合わせて、フィードを表示する方法を紹介します。
1.フィード表示用のテンプレートモジュールを作る
まず、フィードを表示するためのテンプレートモジュールを作ります。
テンプレートモジュールを新規作成し、名前を「フィード表示モジュール」にします。
そして、テンプレートの内容として以下を入力します。
その際、MTFeedタグの「フィードのURL」の部分は、表示したいフィードのURLに書き換えます。
<MTFeed uri="フィードのURL"> <ul class="widget-list"> <MTFeedEntries lastn="10"> <li class="widget-list-item"><a href="<$MTFeedEntryLink encode_html="1"$>"><$MTFeedEntryTitle$></a></li> </MTFeedEntries> </ul> </MTFeed>
2.フィードの表示先を作る
次に、フィードの表示先を作ります。
サイドバーのテンプレートモジュールで、フィードを表示したい位置に、以下を入力します。
<div class="widget-feed widget">
<h3 class="widget-header">フィード</h3>
<div class="widget-content">
<div id="view_feed">読み込み中です・・・</div>
</div>
</div>
3.Ajaxの処理を入れる
次に、Ajaxの処理を入れて、「フィード表示モジュール」のテンプレートをリアルタイム再構築するようにします。
Ajaxの処理を行う方法はいろいろありますが、今回はMT4に標準で入っている「client.js」というライブラリを使ってみます。
手順2.のタグの直後に、以下のJavaScriptを追加します。
<script type="text/javascript">
<!--
if (typeof TC == 'undefined') { TC = {}; }
-->
</script>
<script type="text/javascript" src="<$MTStaticWebPath$>js/tc/client.js"></script>
<script type="text/javascript">
<!--
TC.Client.call({
load : feed_load_success,
error : feed_load_error,
method : 'get',
uri : '<$MTRealtimeRebuildLink tmpl_name="フィード表示モジュール" ajax="1"$>'
});
function feed_load_success(resp) {
document.getElementById('view_feed').innerHTML = resp.responseText;
}
function feed_load_error(resp) {
document.getElementById('view_feed').innerHTML = 'エラーが発生しました。';
}
-->
</script>
4.再構築
最後に、Blogの各ページを再構築します。
これで、ページを表示した時点でフィードが読み込まれて表示されるようになります。
