株価急落

昨日(7月27日)の日経平均株価の終値は、17,283.81円でした。
前日比で-418.28円の下落で、下げ幅は今年の中では4番目でした。

↓2007年1月からの日経平均株価の動き
2007年1月からの日経平均株価の動き

7月26日のアメリカ市場で、ニューヨークダウが約300ドル急落したのを受けて、日本の株式市場も大きな下落になりました。
アメリカでは、サブプライム(信用度が低い人向けの高利な住宅ローン)の焦げ付きの問題が以前からくすぶっていました。
それに対する危機感から、株価が急落しました。
日本でも、野村ホールディングスがサブプライムに関連して、2007年1月から6月に726億円もの損失を出しています。

さらに、アメリカの株安を受けてドルが売られる展開になり、円高が急に進んでいます。
今年の3月から7月にかけて円安傾向が続いていて、このところは1ドル=122円あたりで推移していました。
しかし、昨日は1ドル=118円台まで円高になっています。

上記のほかに原油の高騰などもあり、日本の株式市場をめぐる状況が悪化してきたと言えそうです。
金曜日(7月27日)のアメリカ市場では、ニューヨークダウがさらに約200ドル下落しています。
来週の月曜日には、日経平均株価が17,000円を割る局面もありそうです。