日経平均株価17,000円台をキープ

今週の日経平均株価の終値は、17104.96円でした。
先週に比べて200円弱の値上がりです。
12月20日に17,000円台を回復した後、終値で12月22日まで17,000円台をキープしました。

↓2006年10月以降の日経平均株価の動き
2006年10月以降の日経平均株価の動き

日経平均株価は11月下旬に16,000円を割り込みましたが、その後は順調に回復しています。
12月の16営業日のうち、前日比で値下がりしたのは4日だけで、しかも100円を越える値下がりは12月19日の1日だけでした。

今年も残すところあと1週間です。
日経平均株価の今年の始値は16,294.65円でしたので、このペースでいけば、日経平均株価の今年の終値は始値を上回って引けることになりそうです。

ただ、順調なのはトヨタ自動車や新日本製鉄などの大型の主力株です。
新興企業銘柄の株価も幾分は上がっていますが、主力株ほどには上昇していません。
日経平均株価は今年始めの水準を上回っていますが、ジャスダックやマザーズは今年始めから見ると大幅に値下がりしたままです。
年初と現在を比較すると、ジャスダック指数は約3分の2、マザーズ指数は半分以下になっています。

個人投資家の中には、値動きの荒い新興企業銘柄を好む人も多いですが、そのような人の多くは、今年は大きな痛手を負ったものと思われます。
このような個人投資家が復活してくるかどうかが、来年の株式市場を占う1つのポイントになりそうです。