ウィルスバスター2007のフィッシングチェッカーが重い

ウィルス対策ソフトの中で、ウィルスバスターは定番中の定番です。
当方でもウィルスバスターを使っています。

ところが、最新バージョンのウィルスバスター2007にバージョンアップしてから、Webページに接続した際に、表示が始まるまでの時間が長くなるようになりました。
以前ならすぐに表示されていたページでも、表示開始までに5~10秒程度かかります。
原因を調べてみたところ、「フィッシングチェッカー」が原因のようです。

フィッシングチェッカーは、フィッシング詐欺を防ぐための機能です。
Webページにアクセスすると、そのページがフィッシング詐欺のものかどうかをチェックして、そうであれば警告を促すような仕組みです。
このチェックに時間がかかっているらしく、そのためにWebページの表示開始までに時間がかかります。
試しに、フィッシングチェッカー機能をオフにしたところ、Webページの表示開始までの時間が明らかに速くなりました。

ただ、フィッシングチェッカーを完全にオフにすると、セキュリティ的にやや不安な方もいらっしゃると思います。
そのような場合、普段利用しているWebサイトは、「許可するWebサイト」として登録しておくことができます。
こうすれば、それらのWebサイトはフィッシングチェッカーを通さずにアクセスできますので、表示がスムーズになります。

許可するWebサイトは、以下の手順で登録することができます。

  • ウィルスバスター2007を起動します。
  • 画面左端のメニューで「フィッシング詐欺/迷惑メール対策」をクリックします。
  • 対策が一覧表示されますので、その中の「URLフィルタ」をクリックし、その中に表示される「設定」ボタンをクリックします。
  • URLフィルタの画面が開きますので、「許可するWebサイト」のタブを選び、Webサイトのアドレスを入力します。