ミクシィ上場も寄りつかず

今日(9月14日)、ミクシィが東証マザーズに上場しました。
注目度が高い銘柄だけに、買い注文が殺到して値がつかない状態になっています。

ライブドアショック後、新興銘柄は全般的に落ち込んでいました。
そのような中でミクシィが上場し、注目を集めています。

公募価格の155万円に対して、今日の終了時点では315万円買い気配でした。
公募価格を大幅に上回る初値がつきそうな状況です。
投資家の期待が大きいことが伺えます。

ただ、この株価水準では割高すぎるという指摘もあります。
2007年3月期の予想1株利益は1万4953円であり、315万円で初値がつくとしてもPER(株価収益率)は約210倍です。
日本企業のPERは平均すると20倍程度で、210倍はかなり割高です。

ミクシィはまだ会員数が増加する余地があり、それに伴って成長することはほぼ間違いないと思われます。
しかし、これだけの高い株価を正当化できるほど成長するかと言うと、疑問もあります。

初値がついた後に、株価がどのような動きをするかが注目されます。