楽天証券がWikipediaから自社に不利益な記述を削除?

楽天証券はネット証券大手5社の一角とされていますが、その楽天証券が、Wikipediaの楽天証券に関するページから、自社に関する不利益な記述を削除していた疑いが出ています。
システム障害で金融庁から業務改善命令を受けたことと、トレーディングソフトの「マーケットスピード」の欠点の部分を削除していた見られています。

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Wikipediaでは、記事の編集履歴が残り、編集した人のIPアドレスが分かります。
問題の削除の履歴を見ると、IPアドレスが楽天証券のものだったことから、楽天証券の社内の人間が削除したと見られています。

憶測で風評の記事を掲載されたのならともかく、事実について述べたものを削除したというのは、やはり問題ではないかと思います。
社員が個人的に削除したのかも知れませんが、組織的な関与があったことも考えられます。
ライブドアショック以後、ネット系企業に対する信頼が下がっていますが、楽天は自分で自分の首を絞めたと言えると思います。

ちなみに、明日(31日)発売の週刊新潮に楽天に関するスキャンダル記事が出るとのうわさもあり、これらの影響で楽天の株価は急落しています。