DAWN

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DAWN私はかれこれ10年ほど前からビッグコミックスピリッツを毎週読んでいますが、今の連載の中では「DAWN」にもっとも関心を持っています。

DAWNのストーリーは、以下のようなものです。

アメリカに渡って、「伝説の金融マン」と言われるほど成功した主人公・矢作達彦。

しかし、自分が行ってきたことが日本に大きなダメージを与えたことに気付き、日本に帰国。

そして、日本を再び日出ずる国にするために高校時代の仲間と組み、アメリカに牛耳られている状況から脱却するために、経済や政治を動かそうと日々奮闘を続ける。

企業買収や郵政民営化など、最近の経済や政治の話題を盛り込みつつ、読み物として面白いストーリー展開になっています。
反小泉・反アメリカの色合いが明確でステレオタイプ的ともいえる面もあり、また民主党(を想定したと思われる政党)が健闘したりと現実離れした点もあります。
ただ、漫画なのでそれもありと言ったところでしょうか。
これからの日本のあり方を考える上で、この漫画は1つの材料にはなると思います。