「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
株式投資の税金
2月16日~3月15日は、昨年分の所得税を確定申告する期間です。
昨年は株式市場が好調だったので、株式投資で利益が出た方も多いかと思いますが、その利益にも税金がかかります。
今日は、株式投資関係の税金について大まかにまとめます。
1.税率
現状は株式投資関連の税金を優遇する特例が取られていますので、売却益に対する税率は10%(所得税7%/消費税3%)です。
年間を通した売却益に対して、10%の税金がかかります。
2.特定口座
証券会社の口座を「特定口座」にしている方は多いと思います。
特定口座には「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」がありますが、「源泉徴収あり」の特定口座にしていれば、売却益に対する税金は自動的に源泉徴収されています。したがって、通常は自分で確定申告する必要はありません。
一方、「源泉徴収なし」にしている場合は、自分で申告することが必要です。
証券会社から「特定口座年間取引報告書」という書類が送られてきますので、それにしたがって申告書を作り、確定申告します。
3.損失の場合
年間と通して売却損になった場合は、確定申告することで、その損失を3年間に渡って繰り越し、その3年間の売却益と相殺することができます。
また、複数の証券会社に特定口座を開設していて、利益のところと損失のところがある場合は、確定申告してそれらの損益を通算することで、取られすぎの税金を還付してもらうことができます。
4.確定申告書の作成
株式投資関連の確定申告書は、国税庁ホームページの「確定申告書当作成コーナー」で作ることができます。
「分離課税での申告書」という確定申告書を作ります。
できあがった確定申告書を、カラープリンタで印刷して、お近くの税務署に郵送すればOKです。
5.配当の税金
株式を保有していると配当をもらうこともできますが、配当にも税金がかかります(現状は税率10%)。
ただし、税金は源泉徴収されますので、通常は何もする必要はありません。