拙著「上手に稼ぐカラ売りテクニック」が発売されました。
株価が下がる局面で利益を得ることができる「空売り」について、詳しく解説した本です。
自由国民社刊で、定価1,512円(税込)です。
日経平均株価13,000円台回復
今日の日経平均株価は先週末に比べて189円89銭上昇し、13,148円57銭で引けました。
2001年6月11日以来、約4年3ヶ月ぶりの13,000円台回復です。
今年の4月半ば頃から、日本の株式市場は全体に上昇傾向になっています。
先日の衆議院解散の直前には、一時的に値を下げる局面もありましたが、その後は株価は回復し、さらに上昇のペースを上げています。
原油高など、悪材料がないわけではありませんが、それ以上に日本の景気回復への期待感が高く、外国人投資家が根強く買っています。
それが、株価をここまで押し上げる主な原動力になっています。
内外で大きな事件が起こったりしなければ、しばらくは、この動きが続きそうです。
今後の不安材料としては、「増税」があります。
所得税の定率減税廃止や、消費税の増税、またサラリーマンの給与所得控除の削減など、このところ増税路線が見えてきています。
自民党が選挙で圧勝したことで、増税の可能性は高まったと考えられます。
過去にも、橋本政権時に消費税増税によって景気が腰折れし、株価も大きく下がったことがあります。
その二の舞にならないように、慎重な政策を取ってもらいたいものです。