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郵政民営化法案否決
今日は郵政民営化法案が参議院で採決されましたが、反対多数で否決されました。
以前から、小泉総理は「法案が参議院で否決されたら衆議院を解散する」と表明していましたが、このまま行けば解散という流れになりそうです。
先週後半あたりから「法案が参議院で否決されそうだ」という流れが強まりましたが、それに伴って株価が下がり始めました。
3日(水)には、日経平均株価が一時12,000円を超えるところまで上昇していました。しかし、4日5日と大きく下げています。
現在の日本の株式市場では外国人投資家が大きな存在になっていますが、外国人投資家は小泉総理の構造改革路線を支持していると言われています。
郵政民営化法案が否決されたことで、外国人投資家が資金を引き上げ、株価に悪影響があるのではないかという声もあります。
また、衆議院が解散されて総選挙になると、自民党が分裂する可能性も十分にあります。
そうなると、政治が混乱、停滞することも予想され、これも株価に悪影響になると思われます。
今日(8日)の日経平均株価は荒っぽい値動きになっていて、法案の否決後にだいぶ戻してきましたが、今後の株価の動きが非常に気になります。
個人的には、郵政民営化法案には賛成していたので、今回の否決は非常に残念です。