ヤフーが証券仲介業に参入

ヤフーイー・トレード証券および日興コーディアル証券と提携し、証券仲介業に参入するという発表がありました。

ヤフーのプレスリリース
イー・トレード証券のプレスリリース
日興コーディアル証券のプレスリリース

証券仲介業とは、いわば「証券会社の代理店」です。
証券会社と顧客の間に入って、有価証券(株や債券など)の売買を取り次ぐ業務をします。
ここ数年「貯蓄から投資へ」という流れ(政策)が進められていますが、証券仲介業によって証券の販売チャネルを広げて、より多くの人に投資してもらおうというものです。

すでに、銀行等が証券仲介業に参入しています。
また、変わったところでは、コンビニのローソンも参入しています。
ローソンの店頭にある情報端末(Loppi)で、株等の取引をすることができます(ピーカブー)。

ライブドアと楽天は、証券会社を買収して証券業に参入していますが、ヤフーもそれに追従したような形になっています。
イー・トレード証券もヤフーもソフトバンクグループですので、グループとしてはすでに証券業に参入している状態です。
ただ、ヤフーが証券仲介業を行うことで、グループのシナジー効果がより高まることは間違いないでしょう。

ヤフーの集客力によって、証券投資の裾野が広がることを期待したいです。