拙著「WordPress Web開発逆引きレシピ」が発売されました。
WordPressの様々なカスタマイズについて、逆引きの形式で取り上げています。
PHP 7.0での動作確認も行っています。
ThinkIt「RESTなWebサービスの利用/開発」第4回のサンプルプログラム
ThinkIt「RESTなWebサービスの利用/開発」の第4回で紹介した、WordPressを操作するWebサービスのサンプルプログラムです。
注意事項
このサンプルプログラムは、処理を簡単にするために、セキュリティ面を一切考慮していません。
一般に公開しているサーバー上で動作させた場合、誰でもWordPressを操作できてしまいます(投稿の改ざん、削除などが行われる可能性があります)。
サンプルプログラムを試される場合は、XAMPPなどのローカル環境にWordPressをインストールし、外部からアクセスできないようにしてください。
ダウンロードとインストール
サンプルプログラムは以下からダウンロードします。
ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「rest」というフォルダができ、その中に以下のファイルが出力されます。
ファイル | 内容 |
---|---|
post.php | サーバー側の投稿追加プログラム |
edit.php | サーバー側の投稿更新/取得/削除プログラム |
subfunc.php | 共通関数 |
postform.html | 投稿追加用クライアント |
editform.html | 投稿取得/更新用クライアント |
deleteform.html | 投稿削除用クライアント |
jquery-1.3.2.min.js | jQuery(クライアントとサーバーの通信に使用) |
WordPressのインストール先ディレクトリに「rest」ディレクトリを作り、その中に上記のファイルをすべてアップロードします。
利用法
「http://WordPressのインストール先/rest/postform.html」にアクセスすると、投稿を追加するためのフォームが開きます。
「タイトル」「本文」の欄にタイトル等を入力し、「送信」ボタンをクリックすると、その投稿がWordPressに追加されます。
また、「送信結果」の欄には、投稿の際の処理結果のXMLが表示されます。
「http://WordPressのインストール先/rest/editform.html」にアクセスすると、投稿を更新するためのフォームが開きます。
「ID」の欄に投稿のIDを入力し、「投稿を読み込む」のボタンをクリックすると、投稿を取得して「タイトル」「本文」の欄に表示します。
また、「送信」ボタンをクリックすると、投稿を更新することができます。
投稿の取得/更新の際には、「送信結果」の欄に処理結果のXMLが表示されます。
「http://WordPressのインストール先/rest/deleteform.html」にアクセスすると、投稿を削除するためのフォームが開きます。
「ID」の欄に投稿のIDを入力し、「送信」ボタンをクリックすると、WordPressからその投稿を削除します。