荒れる株式市場

12月8日(月)に、日経平均株価が一時18,000円を突破しました。
しかし、それからまだ10日も経過していないにも関わらず、現在は17,000円を割る水準に落ち込んでいます。

12月8日の記事に書いたように、その時点で市場全体に過熱感がありました。
一方で、世界的な景気の減速感から、原油安が進んできました。
今年の夏ごろまでは1バレル=100ドル近辺でしたが、その後に原油安が進み、今日の時点では1バレル=55ドル付近まで急落しています。

また、ロシアの通貨のルーブルが急落しています。
ロシアは産油国の1つで、石油による収入に依存しています。
原油安が進むとロシア経済が打撃を受けるため、ルーブル安につながります。

日経平均株価がピークを付けて下がりだすと、調整が終わるまでに1か月前後かかることが多いです。
今はまだピークから9日しか経過していないので、調整はもうしばらく続くと予想します。