MTCafe Saitama 2013申込み受付開始

Movable Typeユーザーの集いである「MTCafe」の埼玉版を、来る2013年6月29日(土)に、埼玉県さいたま市のコワーキングスペース「Office 7F」にて開催します。
今回はやや趣向を変えて、「WPer&PHPerのためのMovable Type」というテーマでお送りします。
Movable TypeをWordPressやPHPと連携させることを中心にお話しします。
Movable Typeユーザーだけでなく、WordPressユーザーの方にもぜひお越しいただきたいです。

1.内容

セッションとして、以下の3本を予定しています。

1-1.WordPress on Movable Type(藤本)

WordPressでは、バージョン3.0で複数ブログ管理に対応した「マルチサイト機能」が導入されました。
しかし、現状のマルチサイト機能は、複数のブログを横断的に扱うのにはあまり向いていません。

また、WordPressには、「標準機能には静的出力がない」「テンプレートタグがデータとHTMLの両方を混在して出力し、データだけを取り出しにくい」といった点もあります。

そこで、これらのWordPressの弱点をMovable Typeで補完しようというコンセプトで、「WPConnector」というプラグインを開発しています。
WPConnectorプラグインを使うと、Movable Typeの管理画面上で、WordPressの各種のデータ(投稿等)を、複数のブログにまたがって一覧表示し、Listing Frameworkの機能で管理することができます。
また、Movable Typeのテンプレートタグを使って、WordPressの各種のデータを静的に出力することもできます。

私(藤本)から、このWPConnectorプラグインの使い方をご紹介させていただきます。

1-2.Movable TypeのPHP API(柳下さん)

Movable TypeはコアはPerlで作られていますが、PHPのAPIも存在します。
PHPのAPIを使うことで、Movable Typeのデータにアクセスすることができ、PHPのWebアプリケーションの中でMovable Typeのデータを活用することができます。

そこで、Movable TypeのPHP APIについて、Movable Typeのシニアコンサルタントである柳下剛利さんにお話しいただきます。

1-3.ダイナミックパブリッシング/DynamicMTML用プラグインの開発方法(野田さん)

Movable Typeは主に静的生成で使うCMSですが、動的生成を行う「ダイナミックパブリッシング」の機能もあります。
ダイナミックパブリッシングはPHPで作られていて、PHPのメジャーなテンプレートエンジンである「Smarty」が採用されています。
そのため、Smartyのプログラミング手法を使って、動的出力用のテンプレートタグを追加するプラグインを作ることができます。

また、静的と動的を混在させることができる「DynamicMTML」というソリューションもあります。
DynamicMTMLはダイナミックパブリッシングをベースに作られていますので、ダイナミックパブリッシング用にPHPのプラグインを作ると、DynamicMTMLでも動作させることができます。

そこで、ダイナミックパブリッシングおよびDynamicMTML用のプラグインの開発手法を、DynamicMTMLの開発元であるアルファサード株式会社の野田純生さんにお話していただきます。

2.イベントの概要

イベントの概要は以下の通りです。

日時2013年6月29日(土) 14時~17時(13時30分受付開始)
場所コワーキングスペース Office 7F
埼玉県さいたま市大宮区宮町1-5 銀座ビル7階
定員40名
参加費MTCafeのみ参加の方は500円
MTCafeの前後もOffice 7Fを利用される方は、Office 7Fの通常料金(1,000円)
懇親会開催予定(参加費3,500円程度)

参加申し込みは、こくちーずのMTCafe Saitama 2013のページで行うことができます。
申し込み締め切りは、2013年6月19日(水曜日)です。
参加ご希望の方は、お早目にお申し込みください。

3.セッション/LT発表募集

前述の3本のセッションの他に、参加される方のセッション/LTも募集します。
Movable Typeに関係があれば何でも構いませんので、ふるってセッション/LTにご応募ください。
応募はこちらのフォームから行うことができます。