「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
「一太郎2012 承」でEPUB(とKindle用データ)を作る
電子書籍をなるべく手軽に作るソフトとして、ジャストシステムの「一太郎2012 承」がそこそこ使えそうです。
一太郎2012 承は、ワープロソフト「一太郎」の本記事執筆時点での最新バージョンです。
一太郎2012 承には、作成した文書をEPUB3形式で保存する機能があります。
そのため、一太郎2012 承で作った文書を、EPUB3に対応した電子書籍リーダーで読むことができます。
また、KDP(Kindle Direct Publishing)では、EPUB形式のデータをアップロードすると、Kindle形式に変換して販売することができます。
試しに、一太郎2012 承で作ったEPUB3のファイルをKDPにアップロードしてみたところ、おおむねEPUB3と同様の見た目になる形に変換できました。
一太郎2012 承で作ったEPUB3を、KDPで変換して、変換後のファイルのダウンロードできるようにしておきました。
Kindle Previewer/Kindle for iPad/Kindle for Androidなどで試しにご覧になってみてください(ただし、Kindle PreviewerではKindle Paperwhiteモードでのみ見ることができます)。
サンプル(Movable Type 5.1 Webサイト製作ガイドのごく一部)
また、一太郎2012 承で作ったEPUB3では、中身のHTMLは比較的プレーンな作りになっています。
EPUB3形式でファイルを出力した後、その中身を自力で修正することもできるレベルです。
KDPのクイックガイドで「サポートされているファイル形式」のページを見ると、Wordの.docファイルが含まれています。
ただ、「日本語の本の変換は試験的に受け付けております」という注があります。
それと比べれば、一太郎2012 承でEPUB3を作ってアップロードする方が、問題が起こる確率は低そうです。