Movable Type 5.03近日リリース&Movable Type 5.1の進行状況

米SixApartのMTOS-DEVメーリングリストに、Movable Type 5.03が近日リリースされることと、Movable Type 5.1の進行状況について、記事が出ていました。

Movable Type 5.03 and 5.1 repository

Movable Type 5.03

Movable Type 5.03では、以下の4点の不具合が修正されるそうです。

  • Case 104161 Cannot search older assets in 'Insert Image' dialog
    「アイテムの挿入」のダイアログボックスで古いアイテムを検索できない
  • Case 104326 Cannot add custom fields after upgrading from mt4.1x
    MT4.1xからアップグレードすると、カスタムフィールドを追加できなくなる
  • Case 104337 Issue in disabling a plugin that adds custom objects and custom fields for them
    カスタムオブジェクトと、それに対するカスタムフィールドを追加するプラグインを無効にした時の問題
  • Case 104338 Cannot publish archive templates by Publish Queue
    公開キューでアーカイブテンプレートを再構築できない

公開スケジュールは未定ですが、QA終了後に公開される予定ということです。

Movable Type 5.1の進行状況

Movable Typeの開発では、実験的な開発のブランチは、メインのブランチ(trunk)から分岐した形で行われます。
これまでは、Movable Type 5.1のブランチは、「feature-listing-framework」という名前でした。

これが先日変わり、Movable Type 5.1のブランチがメインのブランチに切り替えられました。
β版リリースに一歩近づいた状況と言えます。

ちなみに、開発中のコードはSubversionからダウンロードすることができます。
Listing Frameworkによるブログ記事等の抽出/並べ替えや、カテゴリの並べ替え機能を、実際に試すことができます。

http://code.sixapart.com/svn/movabletype/trunk

ちなみに、Listing Frameworkでは、ブログ記事等のオブジェクトの一覧画面で、オブジェクトをAjaxで読み込むようになっていてます。
そのため、見た目上は、読み込みが速くなったように感じられるようになっています。