WordCamp Yokohama 2010終了

昨日、東京都市大学の横浜キャンパスにて、WordPressのイベントのWordCamp Yokohama 2010が開催されました。
多くの方々が参加し、大盛況のうちに終了しました。

WordCamp Yokohama 2010会場の東京都市大学

WordPressは、世界でもっとも幅広く使われているブログツールです。
冒頭のマクラケン直子氏のセッションによると、世界中のWebサイトのうちの8.5%がWordPressによってホストされているということで、WordPressの広がりのすごさがうかがえます。

また、昨日のWordCampでは、日本でのWordPressの急激な伸びをひしひしと感じました。
およそ1年前のWordCamp Tokyo 2009では、参加者は200人にも満たなかったと思います。
一方、今回のWordCamp Yokohama 2010では、400人の申込がありました。

セッションは、ホールと大教室の2会場で並行して行われました。
私は、ホールの最初のマクラケン直子氏のセッションを聞いた後は、大教室に移動して最後までそちらにいました。
ホール/教室とも、3席につきコンセントが2個あるという環境で、無線LANもあって良かったです。

WordCamp Yokohama 2010会場の開演前の様子(ホール)

セッションの内容も、昨年のWordCamp Tokyo 2009とはだいぶ変わりました。
WordCamp Tokyo 2009では、開発者向けの話題が多く、マニアックでした。
一方、WordCamp Yokohama 2010では、WordPressの利用者層の広がりに合わせて、幅広い話題が取り上げられました。
個人的には、永田ゆにこ氏のセッションで、WordPressの印象が「ナン」から「パン」に変わったことがもっとも印象的でした(笑)。

WordPressはパンです

私もライトニングトークで「カスタム投稿タイプとカスタムタクソノミーでWordPressをよりCMS的に使う」というお話しをさせていただきました。
セッションのスライドは以下からダウンロードできます。

セッションのスライド(PDF)

懇親会も多くの人が参加していて、非常に盛り上がりました。
終盤では、WordPressの誕生日(2003年5月27日生まれ)を記念して、バースデーケーキまでふるまわれました。

バースデーケーキ

多くのスポンサーがついていたとは言え、参加費無料のイベントで、ここまでできるのはすごいことです。
スタッフの皆様大変お疲れさまでした。

ちなみに、昨日はCSS Niteビギナーズ:Dreamweaver編も行われていました。
WordCampとどちらに行くか迷った人も多かったようです。
この分だと、次回にWordCampが関東で開催される際には、他のイベントと重ならない日なら1,000人規模で人を集めることも可能なのではないかと思います。