「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
Movable Type用ShortCodeプラグイン・その5(block/noconvショートコード)
ShortCodeプラグインの解説の第5回です。
今回は、標準装備のショートコードの最後として、blockとnoconvを解説します。
1.blockショートコード
blockショートコードは、ブロック内にグローバルモディファイアを適用するのに使うことができます。
例えば、以下のようにすると、「こんにちは」という文字列をURLエンコードして出力することができます。
[block encode_url="1"]こんにちは[/block]
また、blockショートコードのブロック内に、他のショートコードを入れることもできます。
例えば、以下のようにすると、ブログのURLをHTMLエンコードして出力することができます。
[block encode_html="1"][template]<$mt:BlogURL$>[/template][/block]
2.noconvショートコード
noconvショートコードは、ブロック内のショートコードを変換しないようにする時に使います。
ショートコードそのもののリストをブログ記事に掲載するような場合に使います。
例えば、ブログ記事の中に以下のように書くとします。
[noconv][block encode_html="1"]こんにちは[/block][/noconv]
すると、noconvショートコードのブロックにある「[block encode_html="1"]こんにちは[/block]」は、変換されずにそのまま出力されます。