「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
カテゴリ/フォルダ/ブログ記事/ウェブページを並べ替えるプラグインβ版(その8)
「カテゴリ/フォルダ/ブログ記事/ウェブページを並べ替えるプラグイン」の第8回目として、カテゴリ/フォルダの作成/編集/削除時の動作を解説します。
1.カテゴリ/フォルダ作成時の動作
カテゴリやフォルダを新規作成した場合、そのカテゴリ等の並び順は、そのカテゴリ(フォルダ)と同一の親を持つカテゴリ(フォルダ)の中で最後になります。
たとえば、以下のようにカテゴリとサブカテゴリがあるとします。
- カテゴリA
- カテゴリA1
- カテゴリA2
この状態で、カテゴリAにサブカテゴリA3を追加すると、サブカテゴリの並び順はA1→A2→A3になります。
2.カテゴリ/フォルダの移動
Movable Typeの「カテゴリ(フォルダ)の管理」のページでは、あるカテゴリ(フォルダ)を他のカテゴリ(フォルダ)のサブカテゴリ(サブフォルダ)にすることができます。
ただ、当プラグインを利用する場合、カテゴリ(フォルダ)を移動する際には、Movable Typeの「カテゴリ(フォルダ)の管理」のページを使わずに、当プラグインの機能を使うようにしてください。
また、Movable Typeの「カテゴリ(フォルダ)の管理」のページでカテゴリ(フォルダ)を移動した場合は、カテゴリ(フォルダ)の連番の振り直しを行うことが必要です。
なお、連番の振り直しを行う方法は、後日解説します。
3.カテゴリ/フォルダの削除
Movable Typeの「カテゴリ(フォルダ)の管理」のページで、カテゴリ(フォルダ)を削除することができます。
ただ、その場合、カテゴリ(フォルダ)の連番の振り直しは自動的には行われません。
たとえば、以下のようにカテゴリが並んでいるとします。
- カテゴリA1(連番=1)
- カテゴリA2(連番=2)
- カテゴリA3(連番=3)
ここで、カテゴリA2を削除しても、カテゴリA3の連番の振り直しは行われず、3のままになります(以下の通り)。
- カテゴリA1(連番=1)
- カテゴリA3(連番=3)
MTTopLevelCategories等のタグで、単にカテゴリ(フォルダ)を並び順の通りに出力するだけなら、欠番があっても問題はありません。
しかし、並び順の番号(MTCategoryOrderNumberタグ/MTFolderOrderNumberタグ)も出力したい場合は、連番を振り直さないと、欠番ができてしまいます。
連番を振り直す方法は、後日解説します。